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関西・中京エリアで貸し会議室をさがす
日本で「現代の三都」といえば、東京にくわえ大阪に名古屋です。大阪と名古屋もまた、ビジネスとショッピング、そして文化の中心地であり、発信地でもあります。当然、こうした都市でも貸し会議室のニーズは高まっています。
大阪・梅田エリア
JR大阪駅に隣接する梅田エリアは大阪の中心です。梅田エリアの南方約4キロ離れた難波を中心とする一大繁華街を「ミナミ」と呼ぶのに対比して、梅田エリアを「キタ」と呼ぶこともあります。
エリアのあらまし
街の雰囲気は、東京でいうと新宿にちかいでしょうか。オフィスビルが林立する活発なビジネス街であるだけでなく、百貨店など商業施設も数え切れないほど軒を連ね、不夜城ともいうべき歓楽街も集積しています。
大阪・梅田エリアを特徴付けるもののひとつに、「地下街」があります。まだ戦争中だった1942年(昭和17年)にできた「大阪駅前地下道」がはじまりで、現在では、北は茶屋町、南は堂島、東は堂山町、西はオオサカガーデンシティまでと、たいへん広大な領域に広がっています。大阪中心部の繁華街は地上部分ですら「すっきり、シンプル」とは言いがたいのですが、その地上にスペースを確保できないことから地下にもぐった業者たちの展開は全体として見れば無軌道で、結果、統一感のないカオス的空間となっていきました。地下街と地下鉄駅と地下通路と雑居ビルの地下階が複合した地下通路は迷路のように絡まり合い、相互の連絡も悪いため、迷子になる人が後を絶ちません。そのため、ネット民にはしばしば「迷宮」、「梅田ダンジョン」などと揶揄されます。
しかし、貸し会議室はもちろん地下街にはありません。地上の、阪急梅田駅のすぐ目の前にあるビルに見つかります。
なんと12路線7駅が集中!
大阪・梅田エリアの交通アクセスは至便をきわめるといえます。実に12路線が通っており、7つもの駅がせまいエリアに集まっています。JR大阪駅を中心に北東に阪急梅田駅、東に大阪市高速電気軌道御堂筋線の梅田駅、南に阪神電気鉄道本線の梅田駅、北西にJR貨物の梅田駅があります。さらに、御堂筋線梅田駅の東に大阪市高速電気軌道谷町線の東梅田駅、阪神梅田駅の西に西梅田駅、阪神梅田駅の南に北新地駅があります。
これらの駅で利用できる路線は、四つ橋線、大阪市高速電気軌道御堂筋線・谷町線、阪急電鉄神戸・宝塚・京都本線、JR西日本東海道本線・京都線・神戸宝塚線・大阪環状線・東西線、阪神電気鉄道本線に乗ることができます。
7つの駅はそれぞれ独立していますが、先述のとおりせまいエリアに集中しているため、各線相互乗り継ぎが容易な「ひとつの大きな梅田駅」と見ることもできます。アクセスにはたいへん便利です。
大阪・淀屋橋エリア
JR大阪駅周辺エリアから御堂筋(国道25号線)を1キロほど南下すると、淀川を渡ったあたりの淀屋橋エリアになります。
エリアのあらまし
淀屋橋は土佐堀川を渡る橋のひとつでしたが、京阪電鉄と大阪市高速電気軌道の駅ができたことがきっかけで駅周辺地域を指す呼称となりました。
京阪本線と大阪市高速電気軌道御堂筋線はともに地下鉄で、京阪本線の駅は土佐堀通りの、御堂筋線の駅は国道25号線の地下にそれぞれ駅のスペースがあります。駅周辺の地上部分は大阪を代表するビジネス街として活況を呈しています。それとともに、歴史的記念物も残されており、駅のすこし南あたりには緒方洪庵の適々斎塾跡がありますし、銅座や手形交換所の跡など、「天下の台所」と称された商都・大阪ならではの史跡も見出されます。
また、淀屋橋のたもとには大阪水上バスの乗り場があります。こんにち、かつて「八百八橋」と言われた江戸時代ほどには水運がさかんではありませんが、川面からながめる大阪の街は内外の観光客に人気です。
大阪・梅田エリアにくらべると歓楽街の性格はずっと薄れ、オフィス街中心のたたずまいとなります。大阪市役所があるのはこのエリアですし、日本銀行大阪支店、日本生命本社ビル、住友系のビルが建ちならぶ「住友村」などもあります。古い歴史と伝統を持つビジネス街という意味では、東京の大手町界隈にちかい雰囲気とも言えるでしょう。
そのような雰囲気の街ですから、やはり貸し会議室のニーズは高まります。駅の南側、ちょうど、適々斎塾跡、緒方洪庵像があるあたりのちかくに、貸し会議室を見つけることができます。駅から歩いて数分の至近です。
御堂筋線、京阪本線と国道25号線でアクセス至便
淀屋橋駅には京阪本線と御堂筋線が乗り入れています。京阪本線淀屋橋駅は同線の大阪側ターミナルとなっています。もちろん、京都方面からのアクセスに便利です。
御堂筋線はその名の通り国道25号線・御堂筋の下を走っており、大阪中心部から2分、新幹線の新大阪駅から9分で到達できます。国道25号線・御堂筋も大阪の大動脈というべき幹線道路で、「キタ」と呼ばれる大阪・梅田エリアと「ミナミ」と呼ばれる難波エリアを結んでいます。
通じている交通網、選択肢が多いことも良いのですが、副作用として経路や乗り継ぎが複雑になることがありうるのは東京や新宿と同様で、大阪・梅田エリアの地下街では現実問題です。その点、淀屋橋エリアは動線がシンプルになりますので、行き来にまちがいが起こりにくいと言えるでしょう。
名古屋・名駅エリア
「中京」とも称される名古屋も、日本を代表する大都市として、東京、大阪とはひと味ちがった存在感を放っています。
エリアのあらまし
「名駅」という呼称は広く「名古屋駅周辺」を指しますが、公式の町丁としては名古屋駅の東側一帯を意味します。名古屋駅の西側は、ビックカメラ名古屋駅西店などもありますが、それ以外には大型のオフィスビルや商業施設はあまりありません。反対に東側には、広大な地下街であるメイチカが広がっており、地上にもミッドランドスクエア、KITTE名古屋など大型の複合商業施設があります。
ミッドランドスクエアやKITTE名古屋にはメイチカを通って地下から入ることができますので、雨の日でも傘をささずにアプローチできます。多彩な衣料品店や飲食店が展開しているメイチカは名古屋国際センターまで伸びており、そこの会議室を利用するときにもアクセスに使えます。ただ、名古屋駅からですと、名古屋国際センターまでは5分ほどは歩くことになります。より駅にちかいミッドランドスクエアの裏手あたりにも貸し会議室は見つけることができます。こちらの方がアクセスは楽でしょう。
交通の便は文句なし
中京圏の中枢である政令指定都市ですから、名古屋の交通網はもちろん充実しています。
鉄道では、まずJR東海の東海道新幹線、東海道本線、中央本線、関西本線の各線が名古屋駅に乗り入れています。公営、ないし準公営の鉄道としては名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)と第三セクターの名古屋臨海高速鉄道があります。市営地下鉄には東山線と桜通線があり、名古屋臨海高速鉄道はあおなみ線を運営しています。さらに私鉄には名古屋鉄道(名鉄)と近畿日本鉄道(近鉄)が、それぞれ名古屋本線と名古屋線を運行しています。
また、トヨタ自動車を擁する愛知県は自動車文化がさかんな県でもあることから、道路の道幅が広く交通網も充実しており、乗用車やバスでもスムーズにアクセスすることができます。
「中京」である名古屋は、東京と大阪に参加者がいる場合などには最適のミーティングポイントになります。交通アクセスの良さから言っても、会合・イベントに適したロケーションと言えるでしょう。
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